ほぼ独り言

平均7勝を目指すハースストーンアリーナ 反省と備忘の記録

sugoi

先月はなんやかんや2周しか闘技場できませんでした…… 今月は頑張って30走ってランキング目指そうと思います。

 

 

言い訳がましい私信はともかく、公式がsugoi

playhearthstone.com

Boomsday Project(博士のメカメカ大作戦って邦訳ちょっとにダサくないですか?) Final Card Reveal Streamの直後に公開された公式記事なんですが、なんとここで新拡張のカードを含めた現時点でのバケットの中身が公開されているんですね。

元々ブリザードは"あまり細かいことを気にせず気楽に遊んでほしい"というスタンスからmmrを始めとした細かいシステムの公開を一貫して拒み続けている歴史があります。最近は闘技場の根幹であるドラフトの核となるバケットとウェイトのシステムについて、かなり踏み込んだ説明が公式サイト上でされていて望外な驚きがありましたが、ここまで詳細なデータが公開されたのはハースストーン史上初ではないでしょうか?

公式サイトでは今回のデータ公開について

プレイヤーの皆さんから、闘技場ドラフトシステムの各バケットの中身を見たい、というご要望もいただいています。そこで今回、現時点でのデータを公開します。

と説明されていますが、

これがコミュニティによる要望を受けて反映されたのだとしたら、やはり公式に意見を具申することは重要なことなのですね……

今回のデータ公開からくみ取れるブリザードの方針転換を、私個人はいちアリーナプレイヤーとして諸手を挙げて迎えたいと思います。this is absolutely sugoi 後はバケット間のカード移動を行う度に逐一内容を公開してくれたら最高ですね。これは直近でCavern Dreamerのバケット位置をサイレント修正した前例があるのであまり期待できませんが(おまけに同時期に公式フォーラムでステートされたアリーナの変更ではまるでToTカードは変更の影響を受けていないような誤解を生む記述がされていました)。

 

 

局所的でも具体的なイメージを持つこと

ピックが上手くなりたい!

上達するために必要だと思う要素は、ドラフト時にマクロ視点とミクロ視点の両方をバランス良く持つこと。私はこのミクロ視点が圧倒的に足りていない。上手い人のピックVODを見ていると特にこれを実感する。

復帰以降はShadyBunny氏のVODをよく見ているのだが、この人のピックは本当によく考えられていて見るたびに勉強になる。ということで、勉強になったマクロ&ミクロ視点で考えるべきことなどを以下に整理。。。

 

マクロ視点

・(ドラフト序盤に)このカードはピックするには少し早いのではないか。後のピックの選択の幅を狭めるカードをピックするべきではない

例えばFeral Spirit。このカードは2-dropと相性が良い反面4-dropとの相性が悪い。Feral Spiritを1択目で取るとその後のピックの選択肢を歪める可能性がある。他にもMossy Horrorなどがこれに挙がる

・(ドラフト中盤以降に)どのカードが今目指しているデッキの形に最も必要か?

Zooアーキで組めそうな時にVoidlordは取るべきではないし、コントロールを目指しているからといってDeranged Doctorを取るべきではない

・今の環境を踏まえて必要なカードか?

レイトゲームをウォーロックとプリーストが支配する支配する現環境、でかいだけのミニオンはSiphon SoulやMind Controlの格好の的。またMind Control Techの使用率が22%を超える現在Grim Necromancerなどの横に一気にミニオンを広げるカードもあまり取りたくはない

 

ミクロ視点

カード一枚一枚への理解の深さが重要になるところ。カード同士のシナジーも目敏く見ていくことも大切で、ここがShadyBunny氏は本当にうまい。このカード同士のシナジーを見ていくときに局所的でも具体的なイメージを持つことが大変役に立つ。例えばShattered Sun Clericをピックできたから Bloodfen RaptorではなくRiver Crocoliskを優先しようとか、勿論毎試合Croco からShatterdにテンポよく2,3と繋がるはずはないんだけど、意識して優先度に差をつけられるかどうかは結果的に大きな差を生むところだと思う

 

追記予定

OBLIVION Warlock12-2

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ToTアリーナラストランは無事完走できました。有終の美を飾れてよかった。リストは個人的に現メタ最強の一角だと思っている巨人ズーの形。MVPはArgent SquireとKobold Librarian。優秀な1-dropからマナカーブが始まることがこれほど心強いと思いませんでした。次点は勿論Timebound Giant こいつはただただ BrokeBack 。ちゃっかりピック出来たLord Jaraxxusはヒロパバリューよりも最後のダメージプッシュとして活躍した印象。メタは相変わらず爆速で、リソースゲームにもつれ込んだ試合はありませんでした

 

<ピック>

Pick #4 Swamp Leech 54.91 Dark Possession 54.60 Injured Blademaster 57.50

Dire Wolf Alphaなどリーチカード取れていない状況では流石に1/2/1バニラは取りづらい。それでも取るべきなのだろうか

Pick #5 Doomguard 77.37 Shadowflame 77.87 Faerie Dragon 68.73

1枚目のDoomguardは自信を持ってピック出来るようになったのは大きな進歩

Pick #7 Frostwolf Warlord 64.16 Demonfire 57.89 Unwilling Sacrifice 51.19

Frostwold Warlordの方が強かったかも。ただZoo型でも手札から場に直接干渉できるカードがあると便利なのは間違いない

Pick #10 Gilnean Royal Guard 78.98 Timebound Giant 74.29 Argent Commander 79.94

Royal GuardやArgent Commanderを退けてTimebound Giantをピック出来る。そう、Warlockならね

Pick #20 Lesser Amethyst Spellstone 74.19 Timeway Wanderer 63.49 Defile 83.06

攻めるデッキなら自陣を巻き込むDefileよりも断然Amethyst 3点でもまぁ悪くはない

Pick #24 Fire Plume Phoenix 97.98 Kobold Librarian 103.27 Wildlands Adventurer 74.16

Kobold Librarianほんと強い

Pick #28 Glinda Crowskin 50.20 Elise the Trailblazer 58.26 Lord Jaraxxus 72.65

Glinda Crowskinがこのバケットに入ることに驚き。意外とやれる子なのかもしれない

Pick #30 Corridor Creeper 45.03 Shadowflame 64.34 Doomguard 70.15

いっそここまでaggressionに振り切れたデッキなら2枚目のDoomguardでよかったかもしれない。ただ、2枚目はどうしても抵抗がある

 

 

反省会 Druid 6-3

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流石にふざけすぎた。今月はランクインを狙っているのに・・・

終始面白かったけども!

 

ちなみにほぼフルマリガンで9戦してもKeleseth on turn 2は一度も決まりませんでした

<ピック>

Prince Kelesethの魔力にあてられて終始ピックが歪み続けていたので個別には振り返らないとして、1-dropをしっかりとれていたらもう少しマシな形になったとは思う。Swamp LeechやMurloc Tidecallerくらいしか候補には現れなかったが。。。