ほぼ独り言

平均7勝を目指すハースストーンアリーナ 反省と備忘の記録

ng++

ハースストーンの新弾リリースには間に合いませんでしたが、STR期も無事グラマス到達。

今期は明らかに先行ゲーが加速していて、ラダーがあまり楽しくないのでこれで一旦シャドバはお休み。パック欲しさに始めた2Pickは想像の数倍楽しかったので、もしやるとしたら2Pickかも。

ハースの新弾の闘技場がとても面白そうなので楽しみ(まだプールの確認すらしてませんが…)。

 

f:id:flexie:20190412160920j:plain

f:id:flexie:20190412160926j:plain

見切れてるカードはアーカス3とファフニール

 今期は主にアーカスネクロを使用。一目見て分かるwalletデッキ。

使用レジェンド16枚。使用ゴールド7枚。その他もろもろ締めて63,950エーテルなり。

ログボとグランプリなどのイベントをこなすだけで、無課金でもこれだけ高いデッキが各拡張ごとに1つは余裕で組めてしまうシャドウバースの配布量ってやっぱりすごい。

アーカスネクロのアーキタイプは、コンボ要素を複数搭載したミッドレンジデッキだと思いますが、これは割と構成次第。

STRの新カード <永遠の花嫁・セレス> のバリューを最大限上げるために 一枚で抑圧的なボードを作る <冥界の番犬・ケルベロス> を減らしてドローソースをガン積みする現在主流のビルドは、流石にコンボデッキと呼ぶべきかもしれない。

個人的に <グール> はあまり好きになれないカードなので、2枚目の <ビッグ・ソウル・ハンター> か2枚目の <飢餓の絶傑・ギルネリーゼ> に変えたいかも。

コンボデッキの例に漏れず、中盤以降、それなりにテクニカルな動きをするデッキなので、操作に慣れや知識を必要とする使い込み甲斐のある面白いデッキだと思います(アーカス後延々とニコラをスパムしつつ)。かく言う私もグラマス到達までに200戦ほど使いましたが一端に使いこなせるようになったとは到底言い難く、終始デッキパワーに頼り切りで勝たせて貰ってた実感があります。その証拠は幾度となくテンポでコンボパーツをプレイして後悔したり、リーサルセットアップを作った返しのターンに守護を立てられて動揺してプレイが歪んで負けたりなど枚挙に暇がありません。このデッキの強みを最大限引き出すには、山札からの引きや相手のプレイに応じてプランを柔軟に変更できる力が必要なのだと感じます(二コラ連打で強引に貯めたネクロマンスで10点禁絶を相手のフェイスに打ち込みつつ)。

しかし、ミラーが完全に先行ゲーなのと、<簒奪の絶傑・オクトリス> を3積みしたリオードロイヤルがメタの中心にいることから現状これ以上使い込む気は起きませんが・・・

 

<<以下備忘用メモ>>

◆立ち回り

5セレス, 6誓い, 7アーカスを決めて、8, 9T目に手札から12~15点バーストを出すのが理想的な勝ちプラン

もちろん毎回こんな風に上手く回らないので、以下それ以外のよくある勝ち筋を列挙

 

・フェリグレモリー(フェリギルネリーゼ)OTKプラン

試合が10T目まで長引いた時に狙うプラン <幽想の少女・フェリ> の能力で1ターンに20点前後を叩き出し勝利を目指す。

基本打点は9 + 9 + 3 + 3 の24点(グレモリーなら25点)

<幽霊支配人・アーカス> が引けてなくても潜伏ギルネリーゼやボードに残ったフォロワー、<深淵の夢>からスポーンした <ゴースト> を利用してバーストを出せるので割と太い勝ち筋。<深淵の夢> は8T目以降に置くとフェリバーストの邪魔になるので思考停止で置かないこと。

 

・二コラプラン

アーカス着地後毎ターン延々とニコラをスパムし、相手のボードを更地にしながら顔を削り、ネクロマンス 20 <禁絶の一撃> で止めを刺すプラン。おそらく最も相手をウンザリさせるプラン。ロイヤル相手によく選択する。

 

・ボードプラン

主にネクロミラーで後攻を引いた時に狙うプラン。後攻4ターン目から <心眼の双葬女・レディ・グレイ>などに進化を切りつつ横に並べて相手にプレッシャーをかけていく。先5セレスを後5セレスでトレードしつつ、横に残ったフォロワーで顔を殴打。相手が6誓いをするなら後6ケルベロス→ グレモリーor ギルネリーゼ でフィニッシュを目指す。相手が誓いを使わずにボード処理に専念してきたらこちらが先に誓いを打ち、バーストプランを狙う。誓いからアーカスと共に0コスニコラなどでボードをめくられたら敗色濃厚。

ほかにもアーカス不在の7T目に、誓いによってコストの下がった2コストフォロワー複数展開 + エンハンスグレモリーでボードを力ずくで奪い返すルートもある。

 

◆テックカードvs

・<ソウルコンバージョン> VS <グール>

どちらも自身のフォロワーを破壊して2ドローするカード。異なる点は、ソルコンが1コストに対してグールが2コスト。ソルコンがスペルカードであるのに対して、グールがフォロワーカードであること。単純にアーカス後ならアーカスの弾になるグールのほうが優秀で、それ以前ならソルコンの方が優秀になる。

そこで、このデッキがわざわざテンポロスを犯してまでドローを進めたい理由は何かと考えると、それは、アーカスネクロ必須のコンボパーツである <永遠の花嫁・セレス> と <幽霊支配人・アーカス> を最速でプレイしたいからだという理由に辿りつく。

5T目にセレス、7T目にアーカスを間に合わせるためには序盤にドローが必要で、その余裕が生まれやすいタイミングはいつかと考えたとき、序盤の3~4T目が思い浮かぶ。5T目はセレスにせよケルベロスにせよ強いターンを作りたく、その後も7T目にはアーカスを着地させたい。そこで3~4T目に <深淵の夢> や <悪意の憑依> から生まれた <ゴースト> や 従僕をチョイスした場合の <怪物の少女・フラン> 、 <禁絶の腕・二コラ> を利用しやすい <ソウルコンバージョン> の使い勝手が非常に良い。<グール> は序盤に使うにはテンポロスが甚大だし、アーカス着地後はドローが必要な場面はそれほど多くないしで、イマイチ使い勝手が悪い。

 

・<ビッグ・ソウル・ハンター> VS <冥河の案内人> VS <屍竜・ファフニール>

いずれもアーカスネクロが苦手とする、大型フォロワーや潜伏フォロワーを破壊するために搭載されるカード。それぞれのpros & consを列挙

<ビッグソウルハンター>
PROS: ロイヤル、ドラゴンに有効。アーカスの弾になる テンポも悪くない。ランダム破壊なので潜伏持ちも取れる。
CONS: ネクロマンスが6と重く、安定して起動しない。同じく大量にネクロマンスを消費するファフニールと相性が悪い。

 

<冥河の案内人> (現在流行中)

PROS: スタッツの大小に関係なく一手で取れる。対象を選ばないので<月の刃・リオード> など潜伏持ちも取れる。ネクロマンスを消費しないどころか墓地を嵩増ししてくれるので、他のネクロマンス消費カードと相性が良い。手札でダブるとひたすら邪魔なアーカスやニコラを葬送してハンドスペースを空けられるため、ドローソースと相性が良い。

CONS: 葬送がネックになる場合が割とある。対象が完全にランダムなので、プレイする前に相手のボードを整理する必要があり、横に並ばれると使いづらくなる。テンポが悪い上にアーカスの弾にならない。

 

<屍竜・ファフニール>
PROS: <永遠の花嫁・セレス> との相性が良さから実戦級に。ネクロが苦手な中型以上が複数体並ぶ盤面を一手で返せる。スタッツが高く処理されづらいので一枚で顔を二回殴って勝つことがある。
CONS: 遅い。7T目に使うには5セレス6誓いと動くことが必要で、ロイヤルなど6誓いを打つ猶予が持ちづらい相手に対して弱い。

 

・<冥界の闘犬オルトロス> VS <熾天使の剣>

ヴァンパイア(ヴィーラ)対策枠の検討

<冥界の番犬・オルトロス>
PROS: ヴィーラを上から取りつつその横に並ぶことが多い <フラウロス> をファンファーレで破壊できる。姦淫ヴィーラとも進化で相打ち出来る。必要ネクロマンスが3と低く、汎用性が高い。
CONS: アーカスの弾にならず後半は手札に腐りがち

 

<熾天使の剣>
PROS: <狂恋の華鎧・ヴィーラ> や <月の刃・リオード> <真紅の抗戦者・モノ>に刺さる。特に、<姦淫の翼> ヴィーラを一手で返せるのは素晴らしい。2コストで使える。ネクロマンスを消費しない。稀に<聖獅子の神殿> や <天狐の社> に刺してイージーウィンできることがある。またネクロ憎しで偶に見かける <大鎧のミノタウロス> や <沈黙の信者> もエンハンスで破壊できる。
CONS: エンハンスが邪魔なことが多い。中立カードのため永遠の誓いのバリューを下げる。思ったよりロイヤルに刺さらない。3/2/2や3/2/3など、オルトロスなら容易に取れるフォロワーを対象にできないためフラストレーションを感じた。